おまとめローンの審査で落ちてしまった時の対処法(再チャレンジ)
おまとめローンは、複数の借金を一本化することで返済しやすくし、金利も低くなるというメリットの多いサービスですが、借り入れする金額も大きいため、審査は厳しくなります。
残念ながらおまとめローンの審査で落ちてしまった場合は、重要なポイントを一通り確認してから、再チャレンジしましょう。
原因を探る
おまとめローンの審査に通らなかったときは、なぜなのかその理由がわかれば対策しやすいのですが、申し込みをした金融機関が審査結果の理由を教えてくれることはありません。
どこに問題があったのかは、自分で振り返って原因を探ってみる必要があります。まずは、申し込みをするときの入力内容に間違いがなかったか確認してみましょう。勤務先や他社利用状況も申告しますが、細かい数字もしっかりと調べて正しく入力するように心がけましょう。
また、ローンの審査では信用情報と呼ばれる過去の利用状況の記録が重視されます。借り入れ件数が多すぎたり、年収に対して借り入れ額が大きすぎる場合は審査でも不利になってしまいます。
おまとめローンは通常のキャッシングよりも審査が厳しくなりますので、慎重に手続きを行う必要があります。
審査申し込みの際に確実に裏を取られる項目とは
おまとめローンの審査で必ず確認される重要ポイントをチェックしておきましょう。
まず、信用情報機関に記録されている過去の借り入れ履歴は、どのようなローンの審査でも必ず確認される項目です。これは、現在借り入れ中のサービスで延滞などが無いかどうかはもちろんですが、既に完済している何年も前のものも含まれますので注意しましょう。
また、申し込みのときに他社借り入れ件数と借り入れ総額を申告しますが、これらの数字も信用情報機関で詳細に情報共有されていますので、正確な数字を間違いなく申告しましょう。借り入れが多く審査に自信がないので少なめに申告する、といったことは逆効果になります。
その他にも、住んでいる住所の居住年数や家族構成なども返済能力の参考とされる重要な情報となりますし、勤務先として申告した先に実際に勤めているかどうかも、電話でしっかりとした在籍確認が行われます。
再チャレンジで審査通過するためにできること
おまとめローンの審査に再チャレンジするときは、自分の信用情報をできるだけ良い状態にすることが重要です。
例えば、現在利用中のキャッシングの借り入れ枠が残っていて、それで別のキャッシングを部分的にまとめることができるなら、借り入れ件数を減らしてから申し込むのもひとつの方法です。借入総額は同じでも、借り入れ件数が少ない方が審査での評価が高くなるからです。
さらに万全にするためには、前回の審査から半年以上の期間をあけてから申し込みするのも有効な方法です。信用情報機関の審査落ちの記録は半年経てば消えますので、信用情報がより良い状態で再チャレンジができます。
半年程度の期間があれば、それだけ勤続年数や居住年数も長くなることで評価も高くなりますし、借り入れ総額も少し減らすことができるはずです。