おまとめローンの選び方
おまとめローンを検討している人にとって、何を基準におまとめローンを選べばよいか分からない。どこがおまとめローンに最適なのか。今回は、その利用目的毎のおまとめローンの選び方についてお話しします。
おまとめローンをした後でも自由にお金を出し入れしたい
おまとめローンをして、今ある債務を無くし、ローンを1本化したい。
「でも、これからの生活もあるからお金の融資も受けられるようなローンにしたい」
と考えている人は基本的に銀行カードローン(フリーローン)に申し込む事をお勧めします。
フリーローンであれば、使用用途は基本的に自由であり、契約後はお金の出し入れも可能です。現在その様な商品となっているのは通りです。
- 三菱東京UFJ銀行
(バンクイック) - みずほ銀行カードローン
- 三井住友銀行カードローン
- 住信SBIネット銀行カードローン
(ミスターカードローン) - イオン銀行おまとめカードローン
(※イオン銀行口座の開設が必要) - 楽天銀行スーパーローン
- 東京スター銀行おまとめローン
- スルガ銀行カードローン
融資金額をできるだけ多く設定したい
おまとめローンをする上で、融資金額の上限ができるだけ多いところに申請したいと考えている人。その様な人は融資上限金額が多い銀行に申し込む事をお勧めします。現在の商品で、融資金額が多い銀行は次の通りです。
- 住信SBIネット銀行カードローン
(融資上限:1,000万円) - 東京スター銀行おまとめローン
(融資上限:1,000万円) - 三井住友銀行カードローン
(融資上限:800万円) - スルガ銀行カードローン
(融資上限:800万円) - イオン銀行おまとめカードローン
(融資上限:700万円) - 三菱東京UFJ銀行(バンクイック)
(融資上限:500万円) - 楽天スーパーローン
(融資上限:500万円)
とにかく今ある借金を完済する事だけを目標にしたい
今ある借金を完済し、借金の無い生活を送りたい。新たな借入は不要で、申請が通り易いところを探したい人は、借り換え専用ローンに申し込む事をお勧めします。借り換え専用ローンは、契約した金融業者から、今ある借入先業者に対し、全額返済が行われ、その後、返済のみを行っていく商品です。その様な商品を取り扱っている業者は次の通りです。
基本的に消費者金融となりますので、金利は銀行と比較して高くなりますが、おまとめローンの審査は銀行より融通がきくと言えます。
金利で選びたい
とにかく、おまとめにする以上、今よりも低金利の業者を選びたい。そう考えている人は、上限金利が低い業者へ申し込む事をお勧めします。なぜ上限金利を気にして、下限金利を気にしないのか?それは、契約を結んだ人の多くは、上限金利で契約をする人がかなり多いためです。上限金利=契約金利と考えておくのがよいでしょう。金利の低い業者は次の通りです。
- イオン銀行おまとめカードローン
(上限金利:13.5%) - 楽天スーパーローン
(上限金利:14.5%) - 三井住友銀行カードローン
(上限金利:14.5%) - 三菱東京UFJ銀行(バンクイック)
(上限金利:14.6%) - 住信SBIネット銀行カードローン
(上限金利:14.79%) - 東京スター銀行おまとめローン
(上限金利:14.8%) - スルガ銀行カードローン
(上限金利:14.9%)
一口におまとめローンを考えているといっても、おまとめローンを組む基準は人それぞれ異なるものです。
- 契約後の出し入れ
- 融資の上限額
- 借入専用
- 低金利
などおまとめローンを組んだ後の事まで考えた場合、大きくはこの4つの考え方になるのではないでしょうか?
しかし、全てが自分の思い通りになるとは考えないようにしましょう。
特に契約後に出し入れが自由なフリーローンなどは、魅力的ですが審査に通過する事は厳しいと言えます。
収入、勤続年数、信用がかなりある人にとっては、このフリーローンへの申請は有効なものになると思いますが、そうではない限り審査通過は厳しいと見ておく方がよいでしょう。
審査に通りやすいのは消費者金融の借り入れ専用おまとめローン
逆に審査に通り易いと言う面では、借入専用ローンです。
借入専用は返済のみのカードローンのため、貸し手側からすれば、指定金額以上の融資リスクはありません。
そのため、審査は通り易いと言えるでしょう。金利で選んだ場合も同様です。
金利が低いのは銀行
金利が低いのはやはり消費者金融より銀行の方が圧倒的です。
しかし、銀行ではフリーローンという形で取り扱っている事が多いため、その商品では新たな融資リスクを抱える事になります。
そのため、審査は慎重となり、結果的に審査に通らないという人が多くなってしまうのです。
おまとめローンを組む基準をよく考え、まずはあなたに合ったおまとめローンに申請してみては如何でしょうか。