少しでも年収を多くして審査に通りやすくする方法7選

ローン審査の際、年収が多い方が審査に有利なのは間違いありません。

そこで今回は少しでも年収を多く書くための誰でもできる簡単な方法をご紹介致します。

もちろん完全なウソを書くとバレて審査に落ちてしまいかねませんので、そういう危ないことではありません。

少しグレーゾーンな内容は含まれています。

申し込み時にはMAXの年収を書く

ほとんどの方はご存知かと思いますが、年収欄に書くのは手取りの金額ではなく額面全部の年収です。

でないと年収を25%くらい少なく書いてしまって自ら審査に落ちる原因を作ってしまうことになります。

ここでいう額面全部の金額というのは年金や、保険、税金などが引かれる前の金額です。もちろんボーナスなどのすべての収入が含まれます。

これだけで金額が全然違いますので、間違わないでくださいね。

副業の収入も年収に含まれる

副業やダブルワークをしている方の場合、それらの稼ぎも年収に含まれます。

副業の収入が月々で安定していない場合は、多い月の給料の12倍で記載しても問題ありません。

今後予定されている収入を含めての見込み年収として、ある程度の誤差が認められているのです。

また、仕事を始めてまだ1年間未満の場合でも、「見込み年収」として現在の月の給料を12倍して書くことも認められています。

合法的に収入が増やせる切り上げ

さらに年収を書く際には10万円以下の金額は切り上げが許されています。

なので年収が401万円であれば、年収を410万円と書いても良いのです。

これだけでもだいぶ違いますよね。

 

年収に加えることができる収入

 

できればもっと多く年収を書きたいという人も居るでしょう。

さらに加えて書くことのできる収入は以下のものがります。

お小遣いや仕送り
ギャンブル・宝くじ
株やFXなど
メルカリなど物品販売
手渡しでもらった現金
年金
養育費
慰謝料
不動産収入

などの様々な収入が計上できるのです。

①お小遣いや仕送り

親に家賃や携帯代を援助してもらっていれば、それも収入に含まれます。また、会社からの家賃補助や交通費補助なども年収に含まれます。

注意点として、手渡しでは証明できませんので自分の口座を通して支払ってもらうようにしましょう。

そうすることにより、収入として書くことができるようになります。

②ギャンブル・宝くじの収入

ギャンブルや宝くじで利益が出れば、それも収入です。

パチンコ・競馬・競輪・競艇・オートレース・ブックメーカー・麻雀・カジノなどなんでも含まれますが、合法なものだけにしましょう。

違法賭博はもちろんダメで含まれません。

 

③株やFXなど

株やFX、先物、債券などの投資による利益ももちろん収入です。

配当金なども含まれるので、しっかり計算して、年収に加えましょう。

④物品販売によって入ってきたお金

自分の身の回りにある生活用品や本、服などを売って得た収入も記入できます。

ヤフオクなどのオークションサイトやメルカリに代表されるフリマアプリなど、簡単に物を売ることができる世の中になりました。

それ以外にもせどりやチケットの転売なども同じです。

⑤年金

年金も収入に含まれます。

気を付けないといけないのが、精神疾患で年金をもらっている場合、「責任能力がない顧客」としてローン自体が不可となってしまうため、注意が必要です。精神疾患以外の年金であれば何も問題ありません。

⑥養育費、慰謝料

慰謝料や養育費をもらっている場合、それも年収に含まれます。

全部書くようにしましょう。

⑦不動産収入

家を貸していたり、不動産を持っていて収入を上げている場合ももちろん収入です。

こういった収入は、ローン上の「その他の収入」に該当します。

勤務先の給料だけだと少ない場合、「その他の収入」を多く計算に入れることで借入可能額を増やすことができます。

年収を多く書く手段は多い

本来の年収よりも多く書くことができる項目は見つかりましたか?

実は2つ以上見つかる方もたくさんいるのです。

どうしても年収というと本業の会社からの給料だけと考えてしまいがちですが、収入はそれ以外にもたくさんあるものです。

年収もそうですが、収入減がたくさんあった方がローン審査会社側からしても貸しやすいものです。

ちょっとした工夫で印象も変わりますし積極的に利用していただければと思います。

【番外編】年収を盛るのはだいたいバレる

仮にローン審査の時に収入証明書が不要な場合でも、実際の年収よりも盛って申告したらほぼ嘘がバレます。

審査会社には、これまでの膨大な審査データが残っており、そのデータと勤務先や勤続年数からおおよその年収を把握しているのです。

そのため、いくら収入証明書を提出しなくてよくとも嘘をつくと必ずばれてしまうものと考え、絶対に嘘はつかないようにしましょう。