新生銀行レイクカードローンで借り換え1本化
複数のカードローンを1本にする借り換えローン。各金融会社から様々な商品が出されていますが、一体どの商品がよいのでしょうか?今回は、様々な金融会社から出ている商品の中で、新生銀行レイクカードローンに借り換えた場合の評価などについてお話しします。
総合的な評価
2011年に新生銀行の傘下に入った事により、消費者金融から銀行の立場として融資を行っています。借り換え1本化を目的とした借り換えローン専用商品を取り扱っており、総量規制範囲以上の借入をする事ができます。
但し、現在ある複数の債務総額を上回る借入はできません。借り換え1本化を実施し、完済を目指す人には利用価値のあるカードローンです。但し、金利面は低いとは言えません。
また、申し込みが可能な対象者は、既にレイクと取引のある方に限定されており、レイクと契約のない人は申請する事ができませんのでご注意ください。
口コミによる評価
審査から結果までの時間はかなりスピーディーであると評価されている事が多く、対応速度は速いと言えます。しかしながら、一度審査を通過したと説明した後、審査が通らなかったと審査結果を翻す事もしばしばあるため、批判的な意見も見受けられます。
契約限度額により変化はありますが、金利は低くないという印象が目につきます。
電話対応、窓口対応ともに最悪という評価と、非常によいという評価の両面があり、人によりその印象は異なります。
ローンのスペック詳細
300万円までとなっています。上限金額は他業者の金融商品と比較して、低いレベルにあります。他業者の商品の場合は、500~800万円程度の限度額を設定しているところが多く、この金額枠は業界の中では低い限度額であると言えます。
借入限度額 | 金利 |
---|---|
1万円以上 ~ 300万円 |
13.0~17.0% |
となっています。新生銀行の傘下に入り、銀行の立場で融資を行っているとは言え、金利は消費者金融の頃から少し落ちたという印象です。大手銀行各社が最大金利14%程度の設定をしている事に対し、レイクでは最大17%となっており、金利面では他業者より落ちます。
年齢満20際以上~65歳以下の安定した収入がある人となっています。現在レイクと契約のある人が対象となるため、レイクと契約がない人は申し込めません。
借り換えローン専用で、自由に出し入れはできないローンとなっています。また、借入は現在の債務総額を上回る借入はできません。借り換え方法としては、直接レイクから現状借入のある債権業者へ返済金額を振り込む形となるため、現金は消費者の手元には入ってきません。
残高スライドリボルビング方式による返済方法を採用しています。残高スライドリボルビング方式とは、元金と利息が借入残高によってスライドします。つまり、借入残高が多い時は返済額が多くなり、残高が少なくなると返済額も少なくなるという形式です。
利用しやすそうに見えますが、常に返済金額から元金に充てられる金額が少なくなるという形式になりますので、なかなか元金が減らないという面を持っています。しかしながら、この返済方法は新生銀行レイクカードローンだけではなく、他業者の金融商品もほぼ同じ形式を取っています。
月額の返済金額については、具体的に表現されていないため、どの程度になるかは不明ですが、100万円までの借入で30,000円程度といったところだと推測されます。
レイクの場合は、借り換え1本化カードローンとしては「完済応援プラン」として売り出している商品であり、その目的は完済する事に特化しています。そのため、他業者と比較して追加融資はなく、完全に返済を行っていくローンです。他業者と少し商品の特色が異なります。
他業者では債務総額以上の申し込みが行えますが、ある意味では更に債権を増やしてしまう可能性を秘めています。逆に、本当に完済させるといった強い思いをお持ちの方は、追加融資などが全くない、このレイクカードローンは非常によいと思われます。
また、レイクと既に取引のある方が対象であるという条件がありますが、初めての方でもまずは普通にレイクに申し込みを行い、無事契約した後、更に借り換え1本化カードローンに申し込むという手段があります。この場合であれば、レイクの特色である180日間無利息などといったサービスを受けられる可能性がありますので、借り換え1本化の詳細は直接レイクに話しを聞いてみることをお勧めします。
いかがでしたでしょうか。新生銀行レイクカードローンの特徴としては、
- 現在の債務総額を上回る借入はできず、借り換えに特化したカードローン
- 金利は低くはない
- 追加融資などを受ける事はできないので、完済させる強い意志を持っている方向き
- 申し込みは電話か無人契約機のみとなっているため、レイクと契約の無い人は申請できない
といった特徴があります。おまとめローンをご検討の方は、是非参考にして下さい。